赤ちゃん筆を作る時期に決まりはありません。
髪の毛は生まれたときから黒々と生えている子もいれば、薄毛でほとんど生えていない子もいて
一人一人、長さや生え方には個人差があります。
そのため、初めてカットするタイミングも一人一人異なります。
記念品は急いで作る必要はないので、記念品を作りたいからカットをするのではなく
カットをしたから記念品を作るという流れで考えても良いかもしれません。
じゃあいつカットすればいいの?
赤ちゃんの様子を見て、必要だと思ったらカットを。
・前髪が目にかかってきたとき。
視力は物を見ることで発達していきます。髪の毛が視界を遮るのは発達上、よくないもの。
赤ちゃん自身にとっても目にかかる髪の毛はうっとうしく、不快に感じることでしょう。
・両サイドの髪が耳にかかるようになったとき。
髪が耳に触れてかゆくなることがあります。
赤ちゃんがやたらと耳を触ったり、かいたりしていたら、速やかに切ってあげましょう。
ひどいとかきむしって耳を傷つけてしまうこともあるので、早めに対応してあげてください。
さらに、夏場は髪が伸びることで汗疹やトラブルが起きやすいので、夏前にカットしてあげてもいいですね。
大切なのは、赤ちゃんが快適に過ごせることです。
親の好みを赤ちゃんに押しつけず、赤ちゃんがどうやったら快適に過ごせるかを考えてあげましょう。
赤ちゃんの髪の毛はどうやって切ればいいの?
・ヘアサロンや美容室などのお店でカットしてもらう。
その場合、出来るだけ赤ちゃんの機嫌がよい時間帯を選びましょう。
カット料金はお店によって差があり、1000円位の所もあれば、大人とあまり変わらないお店もあります。
プロの仕上がりは綺麗ですし、部屋も汚れないというメリットがあります。
しかし慣れない場所で、知らない人に髪の毛をカットされることは、赤ちゃんにとって不安や恐怖があります。
大泣きしたりする場合もあり、最後までキチンとカットできないことも多くありますので、そのあたりも理解しておきたいですね。
お店によっては、DVDを見せたり、絵本やおもちゃであやしたりしながらカットしてくれる所もありますので事前に調べ、初めてのカットであることを伝えてから、行かれるとよいでしょう。
また、記念品を作る予定の場合は美容院の方に事前に伝えておいた方が、捨てられてしまうことがないのでオススメです。
・おうちでカットする
基本的に髪を切るのは、赤ちゃんが寝ているときがおすすめ。
ぐっすり寝ているところを見計らい、指で気になる部分をひとつまみして、ちょきんと切ればOK。
切った髪の毛が寝具に落ちないように気をつけましょう。
おうちで切る場合は、赤ちゃん専用のヘアカットはさみが市販されているので、それを準備してもいいですがあまり使わないものを買うのは少しもったいないですよね。
そんなときは、赤ちゃん用のつめ切りばさみで代用するといいでしょう。
先端が丸くなっていて、万が一、赤ちゃんが動いても危険が少ないでしょう。
赤ちゃんが起きているときに切りたい場合は、赤ちゃんが動かないように安全ベルトのある椅子に座らせ、好きなテレビ番組やDVDなどを見せながら切るといいでしょう。夢中になって見ている間に、ささっと切るのがコツです。
小さいうちは失敗しても可愛さでカバーできるので、おうちでカットにチャレンジするのもオススメです。
はさみは赤ちゃんの手の届かないところへ
注意したいのは、切り終わったらはさみを速やかに片づけること。赤ちゃんは1才を過ぎると大人のまねをするようになります。
おもしろがってはさみを頭に当てようとしたり、髪の毛を切ろうとしたりする可能性があるので要注意です。
子どもの手の届くところにハサミを放置するのは、絶対に避けましょう。
私の娘は、基本的に髪の毛が薄かったのに耳周りだけが伸び、赤くなってしまったので
生後1ヶ月ほどで少しカットしました。
当店の商品は短くても少量でも作ることができるので、記念にベビーテールを作りました。
参考になれば幸いです。